みなさま、こんにちは。
お墓の形で一番に思いつくのが、長方形の縦長のお墓ではないでしょうか。テレビドラマなどでよく使われるのもこの形が多いと思います。
ですが、最近ではデザインも豊富になり、横型の洋型が人気を集めています。
弊社の出荷状況はみると3回1回、注文数の30%は洋型になってきました。
10年前までは10回1回くらいの注文しかありませんでしたが、時代がかわり洋型の需要が増えてきました。
なぜ、洋型のお墓が人気なのか?
最近では横長の洋型やトップの部分がすこし丸くなっているようなデザインが増えてきました。
お客様の要望により、ある程度はデザインを修正できるので、こだわってデザインをするお客様をいらっしゃいます。
キリスト教のお客様などから要望が多いのは、十字架の形だったり、聖書を石で作りたいと言われる方もいます。
洋型の魅力はアレンジができるということもあるといえます。
現代的
洋型のデザインは現代にマッチしていると感じています。なにが現代的かと言いますと、色々な形が許されてきたということだと思います。
昔は、お墓は長方形の縦型しかダメだという暗黙の了解があり、『これじゃなくてはダメだ』みたいな雰囲気がお墓だけではなく、社会全体にあった感じています。
時代が進み、『絶対にこうだ』みたいな雰囲気も和らぎ、『これでも大丈夫』 『あれでも大丈夫』みたいな、許容範囲が広がってきました。
この時代の流れがお墓のイメージを少しずつかえてきていると感じています。
お墓の洋型は若い方からの注文が多い
洋型の注文は特に若い世代からが多いです。固定観念に縛られることもなく、色々な形やデザインを選ばれる方も増えてきました。
この流れは良いことだと思います。
若い世代からの関心を集められれば、お墓離れが進む今日に信仰や供養というものを習慣できるのではないでしょうか。
和型よりも洋型は価格がすこしおトク
石材店の多くが石材の単位の『才』を使って石の量などを測っています。
『才』とは、約30cm×30cm×30cmの立方体のことを言います。
グレーの石だと1才は75〜80kgはあります。
黒の石だと約80〜90kgはあります。(正確に測ったことはありません)
この才を使って暮石を測ってみると、
和型 約15才〜20才
洋型 約10才〜15才
数字からもわかるように洋型は和型に比べると才数が少なくなり、その分価格もおトクにお墓が立てられます。
ですが、工事する現場が場所が悪かったり、デザインが手の込んだものになると和型以上に高くなることが
あります。
墓石洋型人気デザイン集
永代供養塔などが最近の流行になってきました。
このタイプはお寺さまや霊園関係からの発注を頂いております。
特徴としては、屋外に立てるためお線香やロウソクを故人にあげられることです。
永代供養塔ですが、本来のお墓と変わりはありません。
線香入れとロウソク立て、花立など全てが揃ったタイプです。
お骨は4〜6個は収めることができます。
場所:長崎市向町 ひまわり霊園 (販売店 明治石材 様 https://meijisekizai.shopinfo.jp)
洋型と彫刻を組み合わせたデザイン
洋型とモニュメントに彫刻を加えたデザイン。
洋型ですが、和型に負けないくらいのボリュームを加え、さらにインド産の高級石を使用しているため、高級感が出ています。
モニュメントも高級黒系御影石を使用して、彫刻をしています。
今では技術があがっているので、写真なども彫刻することができます。
最近大人気の和型にも見える洋型デザイン
最近人気をあつめているのはこのタイプです。
本来洋型は横長タイプが多いですが、縦長にすることにより和型にも見えます。
ある家族の方の注文の際に和型が好きな方と洋型が好きな方がいて、決めかねていました。
そんな時に生まれたデザインです。
和型と洋型の中間的な存在なので、どちらの好みも取り入れられていたようです。
このタイプはこれからも人気をあつめていってほしいです。
私たちメルボンが期待するデザインでもあります。