去年から続く船便の遅れまだまだ解決しません。
やはり、新型肺炎がある程度収束しなければ、色々の物の消費も伸びていきません。
人が外に出ないで自宅で自粛しているということで売り上げも上がらず、そのせいで物流まで影響を受けています。
今回の記事では、2021年の4月以降も船便の遅れの影響を受けて、どんな対策をとったらいいのか解説していきます。
Contents
2021年4月以降も船便の遅れの影響を受ける
中華圏の春節が終わり、中国の工場も通常通り稼働しています。
ですが、日本や他の国々での消費が伸びずにアパレル関係の工場や建築関係の材料をつくる工場などでも影響を受けているようです。
そして、私たちの石材業でも新型肺炎の影響を受けています。
ただでさえ墓じまいで新規のお客様が減っているのところに新型肺炎が起こり、一時はどうなるのかと心配の日々を過ごしました。
一旦去年のような騒動は収まりましたが、一連の騒動の影響が今も残っています。
影響は船便の遅れに一番響いています。
今のところ通常に戻るのがいつなのかわかりません。
追記 2021年7月以降を船の遅延は続いています
2021年7月現在でも船の遅延が続いています。
横浜、名古屋、大阪、門司向けのコンテナの船のほぼ全て遅れています…
弊社も7月4日出航の船が一週間遅れて、お客様にご迷惑をかけています。
追記 2021年8月は過去最悪の遅れ… 8月5日更新
お盆前に到着予定だったコンテナ船の遅れが深刻化しています。
7月25日の門司行きがまさかのキャンセル(お盆前にこんなキャンセルはありえない…)
大阪行きは上海港付近の大混雑により、着岸できない船であふれています。
台風9号も来ているのでどうなるのか心配です。
追記 2021年10月29日 更新 まだまだ船便の遅れは続いています。そして停電も…
まだまだ船便の遅れが続いている今日この頃です。
それに加えて中国国内の停電問題も深刻化になってきています。
毎日ドキドキしながらアモイ事務所と連絡を取っています。
計画停電が毎週末に行われています。
弊社では自家発電を利用して何とか製品を作っています。
船便の影響を最小限にする対策
船便が遅れると言っても一年や一ヶ月遅れることないので、早めに対策をとれば大丈夫です。
それでは具体的にどんな対策を取れば良いのか解説していきます。
去年から弊社では納品の遅れは何回か起こりました。
長くて2週間くらいの遅れが最長でした。
船会社の話ではアモイ港を出航する船の荷物の量が少なすぎて船が出航できなかった為だと説明を受けました。
それだけ中国から日本へ物の流れが鈍化しているからだと推測できます。
出来るだけ早めの発注と万が一のために在庫を抱えておく
現状ではまだまだ船便が通常のスケジュールに戻るのがいつかわかりません。
そこで対策としては、出来るだけ早めの発注や万が一のために在庫を持っておくことしか方法がありません。
発注の際は一件分多めの発注をお勧めします。
納期に余裕がなく、スピード対応のお客様には現在コンテナ船の遅延を説明をして、納期を待ってもらっています。
在庫を抱えるのはリスクがありますが、スピード対応が必要なときがあるかもしれませんので、いちよ在庫を多めに持っておくこともご検討ください。
追記 (必ず読んでほしい!)8月7日更新 船便はアモイから日本の港直行便を選ぶ
物流会社の中にはコンテナの料金を抑えるために日本の港へ向かう前に中国の各港へ寄港します。
ですが、各港へ寄港していたら、ただでさえスケジュールが乱れているのに、さらなる遅延が発生する恐れがあります。(かなり高い確率で遅延します)
こんなリスクを避けるためにもアモイ港から日本の港へ直行するコンテナ船を選んで下さい。
少しでも早く着くためにはこの方法は最適です。
発注して、工場から出荷する前に商社方や工場の方と必ず船のスケジュールを確認してください。
コンテナ船がアモイから日本の港へ直行しているかどうかを確認して下さい。
USドルも円安傾向 石材の価格に影響が出るかも
3月31日現在1ドル110円前半と円安傾向になってきました。
こうなってくると少し値段の調整を検討し始めなければならない。
こんなに円安になってくると思っていませんでした。
船便の遅れと円安ダブルパンチで影響が出ています。
なるべくお客様にはご迷惑をおかけしないような対応をしていきたいと思っております。
まとめ
現在船便のスケジュールの乱れのせいで納期が遅れています。