毎年春分の日に彼岸の中日を迎えます。
毎年この時期になるとお墓参りに方で墓地や霊園は賑わっています。
そもそも春分の日は『自然をたたえ、生物をいつくしむ』日として設けられた国民の祝日です。
暑さ寒さも彼岸までということわざもあるくらい季節の変わり目も意味しています。
お彼岸を過ぎると寒かった冬を終え、健やかな春を迎えます。
2021年のお彼岸は3月17日〜3月23日
お彼岸は毎年時期は決まっておらず、天文的なことによって彼岸の日付が決まります。
今年は3月17日〜3月23日です。
そして彼岸の中日は3月20日です。
3月20日が太陽と地球の距離が一番近くなる日になります。
秋にも同じ現象が起こります。
毎年2回太陽と地球が近くなる日があると言うことになります。
そもそもお彼岸って何?
仏教の教えでは、東にこの世、西にはあの世があると言われ、太陽と地球が春分の日と秋分の日に最もちかくなります。
この世とあの世が一番近くなるとされている時期だと言われています。
そこで先祖供養のためにお墓参りする習慣ができました。
お彼岸はお盆と並んでお墓参りやご先祖様を供養するために期間として定着しています。
ご先祖様と向き合える時期
お彼岸になると家族でお墓参りをしてお墓を掃除したり、お花を供えてりして先祖供養をします。
自然と家族が集まったり、親戚に会ったりして親族との会話も増えるのではないでしょうか。
亡くなった方の話をしたりすることも多いと思います。
そのためお彼岸の期間はご先祖様と向き合う時期でもあるのです。
自分のルーツであるご先祖様と向き合い、手を合わせてみてください。
秋のお彼岸は?
すこし先の話になりますが、秋のお彼岸の時期をお知らせ致します。
2021年の秋のお彼岸は9月20日が彼岸入り、お彼岸の中日は9月23日になっています。
9月20日〜9月26日が秋のお彼岸の期間となっています。
まとめ
春のお彼岸には自然への感謝と生物への慈しみが込められています。
そして、私のご先祖様への感謝を表す時期でもあります。
ぜひ家族や親戚でお墓参りに行って手を合わせてください。
もしお墓参りに行けない方は自宅でもいいので手を合わせて亡くなった方へ感謝気持ちを伝えてください。