2021年度の春の彼岸も終わり、今度はお盆向けのお墓の新規顧客の獲得に頭を切り替えた方も多いと思います。
今年は船便の遅れと船代の値上げに頭を悩ませている状況ですが、商社としては納期を守れるように対策を練っていています。
この記事では、2021年度にどんな暮石が売れているのか解説していきたいと思います。
2021年も残り8か月頑張っていきましょう!
2021年の墓石と石材の傾向
2021年は洋型のお墓が売れています。
大きさとしては大きいお墓で40切、小さいお墓30切くらいです。
石材店様の価格で言うと、大きめなお墓は霊園の土地代込みで300万、小さめお墓の土地代込みで200万くらいです。
石材店様のお客様の予算が大体250万〜200万くらいになっています。
新規のお客様は土地代込みの霊園を探していらっしゃる方が多く傾向にあります。
昔は売れていた大型霊園などは土地代が高く好まれる方が少なくなってきています。
具体的な事例 霊園編
具体的にどのようなお客様が買って頂いたのか紹介していきたいと思います。
事例1 霊園土地代込み300万の洋型を購入
U様はお亡くなりになられたご家族のためにお墓を建てられました。
自分のふるさとである場所にお墓も持ちたいと思い購入を決めたそうです。
ふるさとにはまだ親戚がいるのでお墓まいりのついでに親戚にも会えるので嬉しいとおっしゃっていました。
『数件霊園を見て周ったが見積もりを出してもらったらあまりの高さにびっくりした』とおしゃっていました。
事例2 霊園土地代込み200万の洋型を購入
T様は奥様がお亡くなりになりお墓を奥様の希望だった親戚のお墓のある近くに建ててほしいとのことでした。
T様には息子さんがいらっしゃいますが今のところT様と奥様が入るお墓がほしいとのことで小さめの洋型のお墓を勧めました。
やはり数件の霊園を回りましたが『どこも土地代が高くてあきらめました』とおっしゃっていました。
高い土地代がネック
上記の二組のお客様もおっしゃっていますが、大型で綺麗な霊園は土地代が高くて手が出ないとのことでした。
霊園側はとしては、昔はよく売れていていたが、年々売れなくなってきた。
今になって土地代を下げるわけには行かないので仕方ない。
石材の売上を伸ばすための戦略
もし自社で霊園をお持ちでしたら土地代をすこし安くして販売する。
土地代込みでお墓石を販売するなどの対策が立てられます。
大型の50切以上のお墓は売れにくくなってきているのが現状です。
40切〜30切くらのお墓を目安に販売していくのが良いのではないかと思います。
さいごに
2021年は30切〜40切くらいの洋型のお墓が売れています。
柔らかくて、優しいイメージのお墓が人気です。
霊園なら土地代込みで出来るだけお得なお墓が売行が良いようです。
お墓は地域性がでますので、今回書いたブログの内容が当てまらないかもしれません。
何か御社の営業のお役に立てれば幸いです。