【一度は行く価値あり】中国福建省廈門(アモイ)の墓石を作る町

 

廈門(アモイ)と聞いて多くの方が中国で一番住みやすいとか、綺麗な町だとか想像すると思います。

 

アモイは色々な製品の工場がたくさんあり、製品が出荷の日にはアモイの港は沢山のトラックがコンテナを引いて港で順番を待っています。もちろんすごい行列です。

 

アモイの港は中国の中でもかなりの出荷量があり、貿易港としても発展してきました。

 

墓石は福建省恵安県崇武というところで主に作られています。墓石はアモイで作られているわけではなく、廈門市は直径10キロくらいの島で、島の端から端までは30分くらいです。

 

メルボン アモイ情報

アモイの観光名所 南普陀寺

 

タクシーでも35元~40元(日本円約500円〜600円)くらいが限度です(ぼったくられたことはありますが、大体5元日本円で80円くらいです)。

 

島の外の一部(翔安など)も廈門市に入っています。

 

そして廈門から崇武までは高速道路を使って約2時間半くらいかかります。

 

途中泉州市という大きな町も通過して行きます。

 

泉州は日本や台湾との貿易で栄えた港があり、泉州の人は台湾へ移住したり、長崎などに移住したりしています。

 

崇武の先の福州も大きな街で規模は廈門市より大きです。この福州も長崎との貿易が盛んで塩や砂糖が輸出されていたそうです。

 

ですので、長崎には砂糖を多く使った料理やお菓子が今でも食べられています。

 

 

墓石の町?廈門(アモイ)の紹介

メルボン 廈門(アモイ)工場

メルボン 廈門(アモイ)工場

私が廈門に初めて行ったのは8年半前のことです。それから数十回廈門に出張しています。

 

はじめて行った時の印象は綺麗な街並みで、人も他の州に比べると少なく十分すぎるほどスペースがあると思い、安心したのが印象的でした。

 

滞在したホテルも綺麗で、スタッフも英語も話せるし、日本人のスタッフも常駐していました。

 

治安も良く、夜にでも普通に出歩けます。(今の方がもっと安全です)当時は中国語も話せなかったので不安がありましたが、危険目にあったことはありません(苦笑い)。

 

料理は、私たち日本人に合う味付けだと思います。辛い料理は少なく、どちらかというと塩っぽい料理が多いと思います。

 

海の近くということもあり、海鮮料理を食べることができます。その変わりに牛肉を使った料理は少ないと感じました。

 

観光ができる場所も、お寺からフェリーで行く島など程よく見て周れると思います。と言っても、直径10キロ前後の島なので1、2日でほとんど周れてしまいます。

 

廈門市は地下鉄開通によりさらに便利に

メルボン アモイ高速鉄道

メルボン アモイ高速鉄道

2年ほど前に廈門市内で地下鉄1号線が開通しました。2020年6月現在では2号線も開通し将来は5号線までの開通を目指しています。

 

廈門市内から島の外の翔安や廈門北駅までのアクセスに本当に便利です。

 

廈門北駅からは深センまでの高速鉄道が走っています。

 

福建省恵安崇武の紹介

 

廈門市内から崇武までは車で約2時間半くらいです。高速道路を走って行くので、快適に崇武まで行くことができます。

 

行く途中には鄭成功の銅像が山の上に飾られているのを見ることができます(ほんの一瞬ですが…)。

 

崇武も高速道路のIC(インターチェンジ)がありますので、出口を降りるといきなり、石の町に来たという感覚になります。

 

崇武は海岸線にある町で漁が盛んで町のあちらこちらで魚を売っている人を多く見かけます(露店や道端で売っています)

 

工場の紹介と体制について

メルボン アモイ工場

メルボン アモイ工場

さて、弊社が提携している工場ですが、暮石の事業を初めてもう30年近くが経ち、日本向けの製品に自信を持っています。

 

工場の規模も崇武の工場中でも大きい工場になります。

 

墓石向けの工場は2つありましたが、今は1つにして生産しています。あとの中国国内向けの工場が一つあります。

 

最近では中国国内向けの製品が増えて、忙しくしております。

 

他にも彫刻を専門の工場などのグループ企業と連携して多角的に事業の取り組んでいます。

 

今後の目標

 

日本ではお墓ばなれが進み以前のようにお墓が売れない時代になりました。

 

ですが、縮小して行くマーケットでも生き残れるように、色々な提案をしていきたいと思います。

 

石材店の方には営業のお手伝いをする。素早いリスポンス(返信・返事)を心がけて参ります。

 

提携先との関係も今まで以上にうまく進むようにしていきたいと思います。

 

もし高品質の石が他の東南アジアにあるのならそちらにも行って見たいと考えています。






-暮石 石材、アモイ情報